【単発】天然材を使ってみよう!
目次
天然材で産卵させよう!
みなさん「産卵木って外に生えているのは使えないのかな?」と思ったことはありませんか?
手にとって見て
「あぁ。ボロボロだ。駄目だな」ポイッ
そんな経験ありませんか?
きっとありますよね。
結論から書きますと天然材は使えます!
市販品よりも素晴らしいケースも多いんですよ!
でも
虫食いが‥
ボロボロで‥
中に虫がいるんじゃ‥
なんか気持ち悪い‥
分かります!そのとおり!ですから
天然材を使うためには想像しているよりたくさんの知識や下処理が必要です。
今日はそんな天然材、産卵材についての知識をつらつらと書いていきます。
■天然材のデメリット
- 見た目が悪いことがある
見た目だけなら虫には関係ありません。
もちろん綺麗な天然材もありますよ。
- 雑虫が入っている(※ほぼ入っていると考えてください。)
- よって処理が面倒
■天然材のメリット
- 柔らかいものから程よい硬さまで様々(※極上の材もたくさんある)
- タマチョレイタケ目による不朽が手に入る(※いわゆるカワラ材)
- 太い材が手に入る
天然材の採取の際のポイント
- 木を傷付けたり不法侵入は絶対NG
- ゴミムシ系の気配がしたら採取はやめよう(彼らの糞があるだけでクワガタは産まなくなるケースが知られています。)
- 不朽して落ちた枝は食害が少なく実用的(桜などはオススメです。)
- 高山帯は低山に比べて食害が少ない
天然材の処理方法
①水洗い
勢いのあるシャワーが理想
ホースでビシャビシャでも良い
②乾かさずビニール袋へ入れる
水が滴っているくらいで良い
③冷凍する
最低でも28時間
④自然解凍する
⑤天日干しする
⑥完全に乾く前に再度冷凍する
⑦解凍し乾ききるまで天日干し
天然材のリスクは上記でほぼなくなります。
煮沸は推奨しません。
菌糸が死に、バクテリアが死ぬことで急速にカビが発生します。
市販品でハズレを引いてうまく産卵に漕ぎ着けられないという人は天然材も選択肢に入りますよというお話でした!
なぜ市販品にハズレが?
というお話はまた別の記事で!
気になる方はぜひ、読んでみてくださいね